17098712_1186486698116286_6353695269505355818_nのコピー
というわけで8日間の九州旅行より帰ってまいりました。(だいぶ日が開いていますが!)

熊本空港へ行き福岡空港から帰る、と航空券を買っていたくらいなもので

完全にノープランの旅でしたがそれはとてもとても良い旅でした!

↓以下続きより 

・羽田空港→熊本空港

飛行機の中で観光スポットをおさえる。

今時どこにでも無料観光ガイドが置いてあるので助かります。

空港から外に出て一言「さむっ!」。

九州は関東よりも暖かいのかと思ったのですがそんなことはなかった。


前夜に予約をした宿泊所へ向かうため街をうろうろ。

震災から1年経つ熊本ですが地震の被害がまだ目に見えます。
IMG_4019
17202959_1186485861449703_8255386579811658730_n
IMG_4031
17103288_1186485708116385_6636818277095454935_n
IMG_4026
城下町であり古い民家が並ぶ「唐人町」。

昔からの建物が崩壊してしまい街並みが変わってしまったそうです。



ふと、「武蔵屋」という看板のお店を目にする。

むむむさし!そういえば機内のパンフレットで熊本は宮本武蔵のゆかりの地であると書いてあったな。

(PS3の龍が如く見参をプレイ中の身であり「宮本武蔵」に敏感に反応したのでした)

こりゃあ入るっきゃない、と入ったら武蔵屋さんは下駄屋さん!

16865010_1186485784783044_2599911600438777134_n

ゴム底付き、檜、桐、など様々な種類の下駄が並ぶ長屋のお店。


熊本の下駄、肥後下駄。作り手であるおじいさんがとても良い人で色んな話を聞き

履き比べさせていただきながら、履きごごちや音の違いに驚く。

下駄で歩く音がとても風情があるのだけれど現代社会ではうるさいと言う人もいるとか。


みなさん、下駄って左右ないのご存知でしたでしょうか。

左右を入れ替えて履くことでヒールの部分の減りを一定にするのが下駄。

ゴム底がないのでどんどんとすり減っていくわけですが、

裏側に出ている鼻緒の結び目が地面に着くまで使えるんだそう。

温泉のときにでも履こう!とあずき色の鼻緒の下駄を1足買いました。


店出るときにお店の名前は宮本武蔵が由来か聞いたら

初代が埼玉県出身だからだそうです(笑)。

埼玉は武蔵国(むさしのくに)と呼ばれていたそうで。


おじいさん曰く唐人町を知らない熊本人はモグリであるというほど由緒ある町(笑)。

そんな町の風情を楽しみながら、宿にチェックイン。

17190546_1186485871449702_7524903044092170137_n
17201405_1186485931449696_3085648132157558502_n

さすがに車通りの多い所で4つ目からを実行することに躊躇...。

この狸像の近くに童歌「あんたがたどこさ」の舞台になっている『船馬橋』があります。

あんたがったどーこさ、ひごさ、ひごどこさ、くまもとさ〜♬

17200902_1186485878116368_2796964438135469149_n

熊本市内は路面電車が走っている。
17098457_1186485961449693_9196201522168305227_n
たまたま見つけたマリメッコのお店。
お土産にクッションでも!と手に取り値段確認し、固まる。棚に戻しました。

17190415_1186486128116343_6237972146801015676_n

宿の人に聞いた、熊本ラーメン発祥「こむらさき」へ。くどくなくて美味しい!

とんこつスープにカリカリのガーリックチップが乗っているのが熊本ラーメンの特徴です。


・熊本城

熊本城は震災の影響で入ることができません(外からは楽しめます)。

修復作業をしている方がたくさんいらっしゃいました。

17022293_1186486351449654_1363902830920999480_n

内部見学はできない代わりに知識は授かることができる!、

お城の麓にある歴史館が良く入り浸ることができました。

16831831_1186486214783001_4210661863673166419_n
IMG_4074

17190361_1186486314782991_4532208002636334452_n

武将隊のパフォーマンスがあり、子供にも(私にも)分かりやすく人形劇で歴史を紹介していたり。

(しかも入場料はたったの300円!)


加藤清正は熊本城築城主でありながら、

田んぼの開発や川の水の流れを利用・制御する方法を考えるなどして熊本を盛り上げたすごい人であります。

IMG_4015

空の上から見た、たくさんの田園があるのは加藤清正のおかげなのかもしれないですね!


「難攻不落の名城熊本城」とは有名なフレーズですが

日南戦争において50数日間もの攻撃にも耐え偲んだお城です。

16996141_1186486324782990_7790397032423075691_n

敵が城に侵入し難いように作られた『武者返し』の石垣。



日も暮れ出し、熊本の名物『馬刺し』を食べにお城近くの料理屋へ。

17191224_1186328784798744_3456485193215349133_n

貸切、座敷!馬刺しの3種盛りににぎり+日本酒3種飲み比べセット!♡

平日にすいませんといった感じでしょうか...///(木曜日でした)


これがまたうまい!!(馬だけに)

馬のお刺身がこんなにおいしいとは思ってもいませんでした。

(ちなみにこの旅においての食事の贅沢はこの日にはじまりこの日に終わる。笑)


お店でゆっくりしていたら19:00くらいになってもう時間です、とお店の人。
えー 早くないー!?と思ったら震災の影響も含め、

震災後の復興割りが12月に終了し、客足も遠のいてしまっているため閉店時間も早く設定しているそうです。

たしかに、お客さんが全然いない...。


熊本城修復完了は2036年を目標にしているそうです。

修復はとても時間がかかる作業です。

少しずつでも前の状態に近づいていってほしいと願っております。17191221_1186486641449625_2569239578479020725_n

熊本城の前には崩落した城壁がきれいに並べてありました。

番号が振ってあり、元どおり積み直せるようにしてあるのです!

IMG_4118

とてもきれいな黒色の熊本城、また来るね。

お城の近くにあった熊本市立美術館にて
0歳〜小学生低学年くらいまでのこどもたちが描いた絵の無料展示があったので行ってみる。
17202673_1186486391449650_8259232608883432410_n
 17191109_1186486414782981_5567285348875466691_n
擬音語で表現すると、0さいのぐしゃあ べちゃあ しゃっetcの世界観から
だんだんと表現の幅が広がっていくのが見えて興味深い!
自由に絵が描けるって素晴らしいこと。

この日の宿泊所はシェアルーム!

17098312_1186486654782957_7764605703986757905_n
オーストラリア人の女性と一緒になったのですが話をしていると
街でたくさん見かけるあの黒いの何!!!??と。
はて。

....「くまもん」のことでした。

57
街中には「くまフォト」なるポイントがあり、
専用のアプリをダウンロードしQRコードにかざすと...
16999178_1186486088116347_6219580152498080802_n
目の前にくまもんが出現。
ツーショットが撮れるのです。
17156180_1186486488116307_5528344470658688685_n
熊本市内各地にくまフォトポイントが存在します。
17191480_1186486601449629_1039541027149901184_n
迫力の1枚。

1日中歩き回ったからか、
おいしいお酒のせいか、話をしながら寝落ちる。
おやすみなさい。



追記

帰宅し下駄を履いて歩く。おー!この音!!下駄っていいなあ〜♪

と思った矢先マンホールの上で滑る。

そして買い物先のスーパーの階段で四苦八苦。
 

下駄は平地、つるつるしていない面で履く履物でございます。

近所を散歩する時に履こう。